いつかの十字路

うっとしい故郷をあとに
雨の日の都会の十字路で立ち尽くす
そしてあの日から9年経った今、
また同じ場所で立ち尽くしてる
負けん気だけが取り柄の私
充実してきた都会での生活
ひとりでも寂しくなんかはなかった
ある日、お父さんが… と、母の手紙で、
泣きながら私の上京を見送った父が病になったと
一人娘の私に初めての弱音を見せた
故郷と都会…この2択
私はまだ若い
どちらにもまだ私の人生はある
そして今、また同じ場所で立ち尽くしてる
今日も雨が降っている
あの日、父が流した涙のよう

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